グアム島
Guam、チャモロ語ではGuahan
上空から見たグアム島タモン湾。リゾートホテルの密集地帯であり、昭和16年12月10日日本軍が上陸した地でもある。
アンダーセン空軍基地
機は離陸後グアム西岸沿いに進み、ア ンダーセン空軍基地上空を通過。日本本土空襲用に築かれた飛行場である。 | 現在使われていそうもないエプロン、駐機場などはB29のために造られたそのままの形なのであるまいか。 |
アガニア警察署
グアムにおける近年の先住民族チャモロ文化・チャモロ語の尊重気風の中、グアムの首都「アガニア」(Agana)の呼称は、現地チャモロ語の原音により忠実な「ハガッニャ」(Hagatna)に改められている。アガニア改めハガッニャ警察署の庭には、2門の47mm速射砲が展示されている。うち1門は防盾の端が欠けているものの、ほぼ完全な状態を保っている。この一式47mm砲はグアム島内に他に少なくとも3門が残っている。
警察署の前庭に並ぶ2門の一式機動47mm速射砲。1門は防盾の下部を欠く。
ガン・ビーチ
リゾートホテルの林立するタモン湾から小さな岬一つ隔ててガン・ビーチなる浜がある。このガン・ビーチの名の由来となったのは日本が大戦中築いた砲台で、据えられた短20cm砲の砲口が敵が上陸することのなかった波打ち際をいまも空しく睨んでいる。また、この浜には珍しいドーム型の小型トーチカが設置されていたが、いまはひっくり返っていて当時を偲ぶことも難しい。
「ガンビーチ」の名の由来の20cm砲。 | 砲は錆びるに任せてあり、程度は悪い。 |
「ガンビーチ」の円形小型トーチカ | こうして見ると花壇にしか見えない |