近現代史研究会第十二回聴講会が開催されました
◆近現代史研究会 聴講会(第12回)概要◆
講演テーマ アンガウル玉砕戦を生き延びて 講師 倉田 洋二 先生
■開催日時
平成22年11月28日(日)
14:00~
■開催場所
所在地 東京都新宿区歌舞伎町1-1-16
テイケイトレード新宿ビル8F
会場名 テイケイトレード(株)会議室
■講師プロフィール
倉田 洋二(くらた ようじ)
大正15年東京生まれ。84歳。
中学を中退してパラオに渡り、南洋庁水産講習所へ入所。
卒業後、水産試験場養殖部に勤務。昭和19年7月、現地召集と
なり、歩兵第59聯隊に配属。歩兵砲中隊の一員としてアンガウル
島で戦う。
戦後は東京都水産試験場に勤務、昭和43年に小笠原が返還され
るとすぐに出かけ、アオウミガメの保護増殖に取り組んでいる。
生物学の世界では「亀博士」「亀仙人」といった異名を持つ。
平成8年、70歳を超えてからパラオ・コロールに移住し、戦友を
弔う日々を送る。遺骨収集のガイド役のほか、アンガウル島に建立
された慰霊碑の清掃、管理を行っている。現在、アンガウル島にある
慰霊碑の移転計画のために奔走中。
近現代史研究会第十一回聴講会が開催されました
◆近現代史研究会 聴講会(第11回)概要◆
講演テーマ 水上偵察機乗りの戦い ~ゲタばきのJALパック~
講師 安藤 昌彦先生
■開催日時
平成22年9月26日(日)15:00~18:00
■開催場所
所在地 東京都新宿区歌舞伎町1-1-16
テイケイトレード新宿ビル8F
会場名 テイケイトレード(株)会議室
■講師プロフィール
安藤 昌彦(あんどう まさひこ)
大正12年佐賀生まれ。87歳。
修猷館中学より昭和15年、海軍兵学校に入校(72期)。昭和18年9月、海兵卒業後、飛行学生(41期)となり、水上機搭乗を希望、鹿島航空隊で訓練を受ける。
昭和19年7月、飛行学生を卒業。第453海軍航空隊に配属、後に第936海軍航空隊に統合され、海上護衛総司令部の隷下として終戦まで水上偵察機専門の部隊で偵察、対潜哨戒、船団護衛等の任務を全うする。とりわけ零式三座水偵の搭乗員として、当時、最新であった磁器探知機を装備した機材で、対潜攻撃を専門とする。
主な作戦地域としては、台湾、香港、海南島三亜、カムラン、サイゴン、ペナン、マラッカ、ルムト、シンガポール、ジャカルタ、スラバヤ、パリカンゲアン等。広大な地域を飛行したので、『JALパック』であったと自称する。
昭和20年2月、仏印(現ベトナム)カムラン湾にて敵B-24爆撃機に撃墜されるも、泳いで島へたどりつき生還。 スラバヤに於いて終戦を迎えた後、レンバン島捕虜収容所の連絡将校として任務にあたり復員。
近現代史研究会第十回聴講会が開催されました
◆近現代史研究会 聴講会(第10回)概要◆
「奇跡の生還~ガダルカナル島 一進一退の激戦を語る」 講師 山宮八州男先生
■開催日時
平成22年7月17日(土)15:00~18:00
■開催場所
所在地 東京都新宿区歌舞伎町1-1-16
テイケイトレード新宿ビル8F
会場名 テイケイトレード(株)会議室
■講師プロフィール
山宮 八州男
ガ島会 名誉会長
大正8年東京生まれ。91歳。昭和13年6月、横須賀海兵団へと入団。 第57期航海学校普通科信号術練習生の教程を経て、昭和14年4月、 第一掃海隊(上海)勤務、同年11月には大湊防備隊の第八駆潜艇 乗組。その後、半年間、潜水学校に入校し、再び大湊防備隊へ。 昭和17年5月、三等兵曹に任官。第11設営隊に配属となり、ミッドウェー 海戦に参加(ミッドウェー攻略後の基地設営部隊)。しかしミッドウェー 海戦の敗北により、トラックを経由してガダルカナル島へ向かう。 昭和17年7月より、ガダルカナル島飛行場設営に従事。昭和18年1月、 潜水艦でガダルカナル島を離れ、ブーゲンビル島、ラバウルを経由して 内地帰還。療養生活ののち、洲崎航空隊の信号術予備学生教員となる。 その後、高等科信号術練習生の教程を経て洲崎航空隊へ再び配属。 昭和20年4月、追浜航空隊に配属となり、ここで敗戦の報を聞く。 (終戦時は一等兵曹。) 昭和24年から家具造作の会社を設立、会社 経営の傍ら、昭和38年にガダルカナル島の生存者の集い「ガ島会」を 立ち上げ、35年間にわたって会長を務めた。
近現代史研究会第九回聴講会が開催されました
◆近現代史研究会 聴講会(第9回)概要◆
「東部ニューギニアの作戦について」
講師 堀江正夫先生
■開催日時
平成22年5月16日(日)15:00~18:00
■開催場所
所在地 東京都新宿区歌舞伎町1-1-16
テイケイトレード新宿ビル8F
会場名 テイケイトレード(株)会議室
次回第10回聴講会は、山宮八州男先生をお招きいたしまして7月17日(土)に開催します。
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■講師プロフィール
堀江正夫(ほりえまさお)
日本郷友連盟
名誉会長
英霊にこたえる会 名誉会長
東部ニューギニア戦友遺族会 会長
大正4年6月新潟県生まれ。昭和12年陸軍士官学校卒業(50期)。歩兵第十一聯
隊中隊長として3年間中国各地を転戦し、昭和16年12月陸軍大学校に入校する。
昭和18年11月、陸軍大学校卒業(57期)と共に東部ニューギニアに出征し、第
五十一師団参謀を経て、昭和19年5月、第十八軍参謀となる(陸軍少佐)。昭和2
1年3月復員。昭和27年7月、警察予備隊に入隊し、以来、陸上自衛隊の草創期を
支えた。東部方面総監部幕僚長、陸上幕僚副長、西部方面総監などを歴任し、昭和4
8年3月退官。昭和52年7月より2期12年間参議院議員を務める。
近現代史研究会第八回聴講会が開催されました
◆近現代史研究会 聴講会(第8回)概要◆
「帝国海軍 攻勢と苦闘」講師 谷川清澄先生
■開催日時
平成22年3月27日(土)15:00~18:00
■開催場所
所在地 東京都新宿区歌舞伎町1-1-16
テイケイトレード新宿ビル8F
会場名 テイケイトレード(株)会議室
二十名以上の方が参加。活発な質疑応答が行われました。
次回第9回聴講会は、堀江正夫先生をお招きいたしまして5月16(日)に開催します。
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■講師プロフィール
谷川 清澄(たにかわ きよすみ)
大正5年福岡県生まれ。佐賀県立三養基中学校を経て、昭和13年9月海軍兵学校卒業(66期)。重巡「三隈」、重巡「筑摩」、戦艦「陸奥」乗組の後、昭和16年、駆逐艦「雷」航海長兼分隊長として大東亜戦争に従軍。香港攻略作戦、スラバヤ沖海戦、メナド攻略作戦に参加。同17年より、駆逐艦「嵐」航海長(のち水雷長)兼分隊長としてミッドウェー海戦、南太平洋海戦、ガダルカナル、ラエ、サラモア輸送作戦、アリューシャン作戦等に参加。さらに海軍兵学校教官、横浜航空隊教官等を経て、終戦時には大分基地にて第五航空艦隊司令長官宇垣中将らの特攻出撃を見送る(海軍少佐)。終戦直後からは第8号、第16号海防艦長として復員輸送に従事。その後、海上保安庁、海上警備隊を経て、海上自衛隊へ入隊。海幕副官、練習艦隊先任幕僚、海幕防衛課業務計画班長、第三護衛隊司令、海幕人事課長、第三護衛隊群司令、統合幕僚会議第一幕僚室長、同第二幕僚室長、練習艦隊司令官等を歴任。佐世保地方総監を最後に昭和48年退官(海将)。
近現代史研究会第七回聴講会が開催されました
◆近現代史研究会 聴講会(第七回)概要◆
「帝国海軍 華やかなりし頃」講師 谷川清澄先生
■開催日時
平成22年1月17日(日)15:00~18:00
■開催場所
所在地 東京都新宿区歌舞伎町1-1-16
テイケイトレード新宿ビル8F
会場名 テイケイトレード(株)会議室
過去の聴講会にお招きした茂木先生、左近允先生もご出席なされました。
次回第八回聴講会は、谷川清澄先生をお招きいたしまして3月に開催する予定です。
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■講師プロフィール
谷川 清澄(たにかわ きよすみ)
大正5年福岡県生まれ。佐賀県立三養基中学校を経て、昭和13年9月海軍兵学校卒業(66期)。重巡「三隈」、重巡「筑摩」、戦艦「陸奥」乗組の後、昭和16年、駆逐艦「雷」航海長兼分隊長として大東亜戦争に従軍。香港攻略作戦、スラバヤ沖海戦、メナド攻略作戦に参加。同17年より、駆逐艦「嵐」航海長(のち水雷長)兼分隊長としてミッドウェー海戦、南太平洋海戦、ガダルカナル、ラエ、サラモア輸送作戦、アリューシャン作戦等に参加。さらに海軍兵学校教官、横浜航空隊教官等を経て、終戦時には大分基地にて第五航空艦隊司令長官宇垣中将らの特攻出撃を見送る(海軍少佐)。終戦直後からは第8号、第16号海防艦長として復員輸送に従事。その後、海上保安庁、海上警備隊を経て、海上自衛隊へ入隊。海幕副官、練習艦隊先任幕僚、海幕防衛課業務計画班長、第三護衛隊司令、海幕人事課長、第三護衛隊群司令、統合幕僚会議第一幕僚室長、同第二幕僚室長、練習艦隊司令官等を歴任。佐世保地方総監を最後に昭和48年退官(海将)。